マーケティング戦略や施策作りに役立つテンプレート

マーケティングの戦略や施策を考える上では、海外や日本で多くの企業が使っている定番のフレームワークを利用して、考える作業を効率化するのがおすすめです。
ExelやPDFでいくつかのフレームワークのテンプレートを用意していますので、ぜひ利用してみてください。

SWOT分析

SWOT分析とは、自分のビジネスを取り囲む状況を理解した上でマーケティング戦略を考えるためのもので、最もよく使われるマーケティングのフレームワーク(考え方の型)ツールです。市場や社会などの外部環境と、技術力や知名度などの自分のビジネスの内部環境をそれぞれプラス面とマイナス面で区別し、強み(Strength)、弱み(Weakness)、機会(Oppotunity)、脅威(Threat)の4つの側面にわけて考えます。

SWOT分析のメリット

SWOT分析という作業を通すことで、その後のマーケティング戦略を考えたり、判断したりする際の指標を得ることができます。

  • その後の判断や意思決定が効果的にできる
  • 自身のビジネスを客観的にみて理解が深まる
  • 努力で解決できる分野と解決できない分野を区別できる
  • チームや組織の意識統一ができる

SWOT分析テンプレート(自社と競合も)

Excel/PDF

SWOT+クロス分析一枚テンプレート

Exel/PDF

3C分析

3C分析は、市場・消費者(Customer)、競合(Competitor)、自社(Company)の3つのCのそれぞれから、いまある状況を分析するフレームワーク(考え方の型)です。SWOT分析と並び、マーケティング戦略立案の前の状況分析に使われます。 外部要因である市場・消費者と競合について、そして内部要因である自分のビジネスについてを客観的に分析することで、課題を抽出することができる考え方で、同じように外部環境と内部環境を見るSWOT分析とはまた違った視点での分析を行います。先にこの3C分析で取り巻く環境の理解を深めた上で、SWOT分析を行うとより効果的です。

3c分析のメリット

この分析で、普段から頭の中に漫然としてある様々な情報や考えを、3つのCに分けて整理し思考するという作業を通すことで、以下のようなことがものが得られます。

  • レッド・ブルーオーシャンを見極める
  • 不利な環境を理解できる
  • 表に出ていない隠れたニーズを見つけられる場合も

3C分析テンプレート

Excel/PDF

カスタマージャーニーマップ

カスタマージャーニーとは、ある商品・サービスに対する消費者の一連の体験を「旅」に例えたもの。 認知から購入、再購入や体験を他の消費者とシェアするなど、そうした一連の消費者のプロセスを顧客体験として可視化し、その顧客の視点から問題点を見つけたり、施策を考えます。そのためのツールが、カスタマージャーニーマップです。 マップ作りでは、対象となるターゲットの代表としてペルソナ設定を行い、カスタマージャーニー(旅)の目的地であるゴールには、売り手が理想とする消費者の感情や体験を定義します。

カスタマージャーニーマップのメリット

カスタマージャーニーマップの1番のメリットは、顧客視点を手に入れること。
売り手側は、分かってはいても売り手としての主観的な視点からなかなか抜け出すことはできません。ついつい先に頭に出てくるのは、どうしても売り手としての立場からの発想になってしまいます。そこで、その視点を書き換える作業として役立つのが、カスタマージャーニーマップを作るコトです。

  • 顧客の体験や行動を細かく可視化するため
  • 施策が不足している穴を見つけるため
  • 理想と現状とのギャップを具体的に理解するため

カスタマージャーニーマップ・テンプレート

Excel/PDF

ペルソナシート

商品・サービスが充実し、ライフスタイルや趣味・嗜好が多様化した現在では、誰でもを対象にした商品・サービスは、誰にも使われないという傾向があります。
そこでマーケティングの戦略立案では、「誰に」対して、商品・サービスを売るかのかを明確化する事が重要になります。

ペルソナ設定のメリット

ペルソナを設定するという作業を通して、ターゲットである消費者を理解し、ペルソナの視点を通して見ることで、プロダクトファーストではなく、カスタマーファーストな発想で商品・サービスを考えたり、商品・サービスの改善点を見つけ出すことができます。

  • カスタマーファーストな商品・サービスづくりができる
  • 携わるチームメンバーで共通認識を持つことができる
  • その後の施策で効率的に資源(お金や時間や労力)を使える

ペルソナシート・テンプレート

Excel/PDF